シュガーベイビーについて
物語は、ここから始まる。
シュガーベイビー、
それは「相互に利益のある関係性を持つ人たちの集まり」という意。複数の馬主様で1頭を共有することで経済的負担を軽減しつつ、サラブレッドオーナーとしての経験を積む。あなたの馬主としての物語を、当クラブとはじめませんか。
これから馬主を目指す人へ
馬主の世界で活躍するために
膨大な書類を準備し、ようやく手にした個人馬主の紋章。しかし、それは単なるスタートラインに過ぎません。馬を所有しなければ、資格は失ってしまいます。しかし、この馬主という世界は、成りたての新規馬主が簡単に活躍できる世界でありません。その理由は3つの大きな障壁にあります。
3つの壁を乗り越えるには
1.走る馬を見極める能力
競馬はもちろんブラッドスポーツです。
しかし、健康でなければハードな調教やレースには耐えられません。
では、もっとも馬のことを知っているのは誰でしょうか?
それは、間違いなくその馬を育ててきた【牧場】です。
クラブが信頼できる【牧場】との人脈を繋ぎます。
2.優秀な育成牧場に預託できない
素質のある馬を手に入れたとしても、育成が上手くいかなければレースで活躍できる馬は育ちません。ところが、どこが優秀な育成牧場かわからないばかりか、優秀な育成牧場が見つかったとしてもなかなか空きがない現状です。クラブが信頼できる優秀な【育成牧場】との人脈を繋ぎます。
3.リーディング上位の調教師には、なかなか預託できない
育成が上手くいっていよいよ入厩!ところが、リーディング上位の調教師は大手クラブや大馬主さんが独占しており、新規個人馬主には一切の隙間はありません。当クラブがが中央競馬、地方競馬を問わず、信頼できる【若手調教師】との人脈を繋ぎます。
共有馬主について
シュガーベイビーサラブレッドクラブ オーナーズの魅力
競走馬は高額なうえ、さらにデビューまでの育成費用とし毎月30~40万円程度のランニングコストがかかります。デビューを控え、厩舎に入厩すればそれ以上の預託費用がのしかかってくる場合もあります。
このため、馬主の世界では、無理して個人所有をしても数年で資金が持たずにリタイアしていく馬主様が後を絶ちません。それだけ、収支を黒字にするのが難しい世界だと言えます。
当クラブは、馬主、牧場関係者、調教師などの競馬関係者のチームで、素質のある馬を吟味し購入、優秀な育成施設で育成、信頼できる調教師に預託、そしてレースに出走、という一連の流れで、まずは収支を黒字に近づけることを目標にしたオーナーズ会を結成していきます。
【コンサルタントや税理士との提携】
オーナーズ会に入会していただくことで、馬主様の様々な疑問にもお答えできるよう競馬関係に特化したコンサルタントや税理士も当クラブと提携しております。
クラブシステム
- シュガーベイビーサラブレッドクラブがご紹介する競走馬をJRA(日本中央競馬会)の場合は1頭10分の1から、NAR(地方競馬全国協会)の場合は1頭 20分の1からご購入、所有していただきます。残口がある限り何頭分でも、何口でもお申し込みいただけます。
- 所有された時点でその馬のオーナーズ会のメンバーになっていただきます。馬主登録はオーナーの皆様の連名で行います。
- オーナーズ会の代表をメンバーの中から1名、シュガーベイビーサラブレッドクラブにて選出させていただきます。
- オーナーズ会の代表は会の運営をシュガーベイビーサラブレッドクラブに委任します。
- 所有馬が中央競馬の指定交流競走に出走する場合、中央競馬の馬主資格を有しない共有馬主は、中央競馬会交付の限定馬主免許を取得し、登録免許税90,000円を納めていただきます。
- 「月々の経費のとりまとめ」
代表者宛に届いた請求書をコピーし、添付した形で所有比率に応じて御請求いたします。
※毎月1650円(税込)の事務手数料が発生いたします。 - 「賞金等の配分」
獲得した賞金から進上金、源泉税、および運営手数料(馬主賞金合計からJRAの特別出走手当に準ずるものを差引いた額の3%。但し、第1着となた場合は4%、重賞出走時は着順に拘らず5%)を控除した金額を所有比率に応じて配分いたします。 - 維持費につきましてはご購入の時期に関わらず1歳の9月21日よりご負担頂きます。
ピックアップ募集馬
シュガービスケッツ(コマンドゥールキイ2023)
シュガーベイビーサラブレッドクラブの初の生産馬はある本馬は、1974年のニューヨーク牝馬3冠・エクリプス賞最優秀3歳牝馬のクリスエヴァートを祖先に持つ名門牝系×マインドユアビスケッツという良血産駒。
さらに、17年連続で重賞制覇を成し遂げている【グランデファーム】の育成。
近況情報
現在はBTCにてハロン20〜16で2本を登坂しております。乗り込みも増え、少し飼い食いの細さはあるものの疲労感を見せる事なく馬体重もしっかり増えてきています。
まだ行きたがる面やハミを気にし首を振るしぐさもありますが、左右にフラつく事も減り順調に調整が進んでおります。
体調面や様子を見つつ徐々に調教に負荷をかけ、早期デビューを目指して進めていきます。
撮影日:2024年12月23日 馬体重443キロ
尻高で少しアンバランスにも写る馬体は、夏を越し体高の成長が著しくそれと共に肩周りトモに厚みが出始め、春からの昼夜放牧、基礎運動の効果が見て取れます。 9月上旬からグランデファーム場内の丸馬場と角馬場で集団調教を行い集団騎乗にも慣れ、馬運車に乗る練習も慣れた事から、9月下旬よりBTC馬場入りしダートコースを集団騎乗で軽めに行っております。馬体重も順調に成長しております。
撮影日:2024年9月28日 馬体重428キロ
父マインドユアビスケッツ産駒らしく皮膚が薄く均整のとれた馬体に、当歳時期から運動量が圧倒的に多く全体的に筋肉のラインが浮かび上がるほど素晴らしい発達をしております!現在は体高も出始め、成長と共にゆったりとした胴伸びが出てくるような馬体に映ります。キレがありながらしなやかな歩様からも距離はマイル前後での活躍が期待できそうです!馬体重も7月には400㌔台に成長してくると思います。また、1歳1か月時点でのレポジトリにおいても不安な点はございません。
撮影日:2024年6月28日 馬体重396キロ(測定日2024年7月6日)
シュガーハイ(ミリオセラーⅡ2022)
記念すべき1頭目はGⅠを9勝のスカイビューティを輩出した北米の名門牝系×リオンディーズという良血産駒
さらに、ドバイワールドカップの勝ち馬ウシュバテソーロを輩出して波に乗る名門【千代田牧場】の生産、育成。
コメント
本馬(ミリオンセラーII2022)は、大人びた賢さがあり人に従順で素直なぶんとても扱い易いタイプです。デビュー2連勝で朝日杯FSを制した父リオンディーズ産駒らしい太く逞しい首差しに深い胸、伸びのある綺麗な背中のラインに、前駆と後躯の筋肉バランスの良さから出される力強くしっかりとした歩様にはとても好感が持てます。馬体バランスの良さからも父の産駒らしい短距離から長距離まで幅広い活躍も期待できます。また、キングマンボ系種牡馬である父と言う事もあり芝・ダート問わずの活躍も期待が持てます。
北米G1馬多数の名牝系ファミリーに、日米オークス2冠【二つの国の女王】と呼ばれた日本競馬史に名を刻む名牝シーザリオを母に持つ父リオンディーズ。産駒は毎年40頭前後が確実に勝ち上がり種牡馬としての能力の高さを証明しており、本馬(ミリオンセラーII2022)もまたその優れた能力を受け継いでいると感じています。(今正人)
近況情報
レース情報
開催:中山3R 2025/1/11
レース名: 2歳未勝利
コース:ダート1800メートル(良)
騎手: 横山和生
結果: 3着 1:57.1 (40.3)
レース回顧
中山競馬場ダート1800メートル、4番人気で迎えた第5戦。 スタートもスムーズに出て先行、ハイペースでの展開となり、差し馬に並ばれるも直線で差し返す勝負根性を見せ3着に入線。
加藤士津八調教師
騎手も上手く乗ってくれ、まずまずのレースだった。
中山競馬場のこの距離があっていると思うので、馬の状態を見て最終週でもう1戦考えたいと師。
レース情報
開催:中山2R 2024/12/22
レース名: 2歳未勝利
コース:ダート1800メートル(良)
騎手: 木幡巧也
結果: 3着 1:57.9(41.7)
レース回顧
ダート2戦目。初の中山競馬場で、初ブリンカー(クオーター)着用。
スタートもスムーズに出て先行、ハイペースでの展開となり、逃げや先行馬は直線で後退するも上がり3Fを3番手のタイムで粘り3着に入線。
加藤士津八調教師
レース前に「今回は変わってくると思う」との言葉どおり見事に変わり身。
「次走以降も楽しみになってきましたね」と師。
レース情報
開催:東京2R 2024/11/3
レース名: 2歳未勝利
コース:ダート1600メートル (重)
騎手: 古川奈穂
結果:11着 1:39.9 (40.7)
レース回顧
初のダート戦。 スタートもスムーズに出て先行しましたが、 久々のレースということもあり最後の直線では伸びを欠き11着。
加藤士津八調教師
終始外々を回らされましたが、 馬自身は良く頑張った。 ダートも合っていそうで次走に期待したい。
獣医師
スタート直後に躓いた影響もあって、 左前及び右後脚にダメージがあるとの獣医師診断により放牧となった。
レース情報
開催:新潟2R 2024/8/18
レース名:2歳未勝利
コース芝1800メートル(良)
騎手:三浦皇成
結果:9着 1:50.6(35.8)
レース回顧
ゲートもスムーズに出て、道中の追走にも問題はなかったが、最後の直線ではスピードに乗り切れず9着とういう内容。
加藤士津八調教師
芝のレースでは最後の直線で布負けしてしまうので、次走はダートのレースで変わってくれるのを期待したい。
レース情報
開催:東京5R 2024/6/9
レース名:2歳新馬
コース芝1800メートル(良)
騎手:北村宏司
結果:7着 1:49.9(35.8)
レース回顧
ゲートを出遅れ後方からの競馬となったが、最後の直線ではジリジリと順位を上げての7着という内容。
加藤士津八調教師
ゲートは競馬を覚えていけば出れるようになると思う。初戦としては悪くないようなので、状態を見てこのまま次戦に臨みたい。
北村宏司騎手
まだ馬体のパーツが成長途上で競馬の流れに対応しきれなかった感じ。何回か使ったらグッと良くなりそうで、ひょうっとしたらダートかも。
生まれ故郷であります千代田牧場さんにて、怪我も無く順調に育成が行われ逞しく成長し3月中旬美浦近郊ケイツーステーブルさんに移動後、3月21日に加藤士津八厩舎へ入厩となりました。
まだ馬体に緩さはあるものの、入厩後はゲート練習から坂路馬也17-17で動きを確かめるように調整が行われています。3月29日に無事ゲート試験も合格し6月東京開催デビューを目指し更なる成長を期待しデビューを待ちたいと思います。
撮影日2024.3.12 馬体重514キロ
相変わらずの馬体の良さに加え、約4ヶ月に渡り千代田牧場でじっくりと調教が積まれた成果もしっかりと現れ、競走馬らしい筋肉と馬体がつくられてきました。背中のラインがとても綺麗で、ゆったりとしたトモから飛節にかけた角度からもマイル〜中距離での活躍が期待されます!
父リオンディーズ産駒からは、ダート重賞馬が新たに輩出されるなど若い世代での勝ち上がり率も更に増し、来年の早い時期に美浦トレセン近郊の育成場への移動の話も出ているように、本馬への期待の現と言えるでしょう。
現在の馬体重は498㌔と順調過ぎる成長となっております!
撮影: 2023.12.5 馬体重: 498キロ
春先から順調に昼夜放牧を過ごし8月に入り本格的な馴致が始まりました。千代田牧場の1歳馬の中でもっとも早い組に入り、鞍着け、騎乗馴致とスムーズにこなし、現在は2歳馬とも混ざり順調に調教が進められています。
馴致当初に減った馬体も回復し、乗り込みながらも食いが落ちる事無く現在は451キロと申し分の無い成長をしていますし、以前よりも腹袋がしっかりした印象を受けます。
体質的にも強化しただけでは無く、調教を積むに連れ肩・腰回り・トモの筋肉量が確実に成長しています。
まだ1歳の秋、これまで順調に来れたのも本馬の心身共の強さの証とも言えるでしょう!この先も無事に、更なる成長を願うばかりです。
撮影: 2023.8.25 馬体重: 451キロ
体高の成長と線の細さが目立った4月上旬に比べ、わずか1ヶ月弱で見違える程の馬体に成長してくれました。首・肩回りの力強さが増しトモにも張りが出て筋肉量が格段に増し、実に牡馬らしいパワフルな馬体へと成長してくれています。既に昼夜放牧も開始されしっかりとした基礎体力、丈夫な脚腰、強い精神力が兼ね備えられる秋頃には更に全体的に見映えのする力強い馬体へと成長してくれる事と強く感じます。
撮影: 2023.5.19 馬体重: 414キロ
体高の成長が先行しており脚長に見えますが、母ミリオンセラーIIも父リ オンディーズともにバランスの良い馬体なので温かくなるにつれ幅も出て、 さらにバランスの取れた馬体へと成長するように感じます。厩舎長さんか らも「今年の1歳馬の中でもトップクラス!」ということで、生産者である 千代田牧場さんの期待も高鳴るばかりです。
撮影: 2023.3.30 馬体重: 379キロ
生後8か月、変わらずバランスの良い馬体で歩様が非常にスムーズです。 預託をお願いしたJRAの加藤士津八調教師からも「素晴らしい馬体です。 この馬を断る調教師はいないでしょうね。」とのお言葉をいただきました。
撮影: 2022.11.19 馬体重: 322キロ
セレクトセール2022にて当歳で上場、1300万円(保険料・税別)にて落札いたしました。母系もしっかりとしており近親には多数のG1馬の名が連なる北米の 名牝系に、近年日本競馬において多くの活躍馬を輩出する【奇跡の血量】サンデーサイレンスの3×4を持つ好馬体の本馬には当クラブ期待の1頭です。1つ上の兄サグアロ(ヘニーヒューズ)は昨年12月21日のJRA2歳未勝利(阪神1Rダート1800m)で見事に3馬身差で勝ち上がり、現在は東京ダービーを目指しております。
撮影: セレクトセール2022上場前
動画
2023/6/1 歩様動画
コメント
父の産駒は力強さ・スピードがしっかりと引き継がれた子が多く、初年度産駒から国内外で重賞ウイナーを送り出し、ダート芝問わずに活躍馬が輩出されております!本馬の馬体は父の特徴がしっかり伝わる皮膚が薄く脚長ですらっとした馬体に伸びのある造り、大きなフットワークに力強く瞬時に加速する動きからもポテンシャルの高いスピード能力を感じており、当歳時期から運動量が多く、その為、筋肉の出来も良くメリハリのある馬体へと成長してくれております!
母コマンドゥールキイは大井競馬で新馬勝ち後は、東京2歳優駿や優駿スプリント等の重賞レースに出走するなどスピードに優れ2000万円を超す獲得賞金、祖母ジェネロジーは快速娘と呼ばれる程に高いスピード能力があり、そのスピードは世代を重ねしっかりと引き継がれております!父系のスピード・パワー・スタミナに母系のスピード・パワーは本馬からも伝わってくるように今後の成長力もとても魅力的で、勝ち上がり率の高い血統なゆえ右肩上がりの成長と活躍を期待しております!(今正人)